茶盌 平形(夏銀河)
これぞ手のひらに広がる宇宙、夏銀河の茶盌。高台の作りを見ても少し昔の作品ですが、まるでこの茶碗で宇宙を掬いとったかのような、見事なまでの星空がこの茶碗には映されています。銀河釉は、釉薬の性質上裏面が綺麗に出ることが多く、この一碗も例外ではありません。流れ落ちるような青い筋が放射状に広がっています。専用の木箱付きです。
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サイズ:径15.3cm × 高さ5.5cm
これぞ手のひらに広がる宇宙、夏銀河の茶盌。高台の作りを見ても少し昔の作品ですが、まるでこの茶碗で宇宙を掬いとったかのような、見事なまでの星空がこの茶碗には映されています。銀河釉は、釉薬の性質上裏面が綺麗に出ることが多く、この一碗も例外ではありません。流れ落ちるような青い筋が放射状に広がっています。専用の木箱付きです。
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季節を彩る5色の銀河。
水色の「春銀河」
青の「夏銀河」
緑の「秋銀河」
白の「冬銀河」
黄色の「睦月銀河」
しかし、同じ釉薬をかけても窯を開けたらまるで違う色。その時の窯、気候、材料などの様々な条件によって異なる表情を見せるため、同じものは二つとありません。
銀河釉の星々は、金属の結晶。
銀河釉の器の中には、無数の星が輝いているように見えます。
これは金属の結晶が、輝いているのです。
釉薬に含まれるさまざまな金属元素が、1250度前後の高温で焼成され、除冷されていく過程で、結晶化していきます。
その結晶は光を乱反射するため、屋内と外の光で見るのでは、また違った輝きに。お酒や水などの液体を入れると、さらに異なる表情をみせます。
電子レンジもオーブンもOK
高温で焼成しているので、割れたり変形することもありません。普段の食器のようにお使いいただいてOK。
たわしでゴシゴシ擦っても大丈夫です。
結晶はガラス層の中にあるものなので、剥がれ落ちたり薄くなったりする心配はありません。
ろくろとたたら作り。
陶芸といえば、きっと皆さんがイメージするのは「ろくろ」。銀河釉の作品もその大半が陶芸家・中尾哲彰の手によって作られたものです。
しかし、食器の中には「たたら」で作られているものも。これは、薄く伸ばした土を切って作る技法です。例えば、この写真の上のカップはろくろで、下のお皿はたたら。どちらも手作りのため微妙にサイズやカーブ具合のズレがあります。
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