「何処かで」
銀河釉の代名詞・夏銀河の夜空のような濃い青。陶器市が終わる最後の最後まで悩みましたが、今年の陶器市では銘が入った中尾哲彰の作品を販売するには至れませんでした。もう二度と生まれない中尾哲彰の作品。残された私たちにとって、それは父が残してくれた限られたものであり、大切な手本でもあります。こうした作品を手掛かりに、私たちは学び銀河釉の続きを描けるように奮闘しています。今年、わざわざお店にお越しいただいた皆さん、お問い合わせいただいた方々申し訳ありません。彼の作品を販売するには、もう少しお時間をください。「何処かで」。
▼回顧展作品キャプション
「何処かで」
息子である私がこのタイトルを見た時に、珍しく感じた。
どこか作者の内面が漏れているような、そんな言葉遣いに感じた。
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ご注意
こちらはご購入いただけません。展示のみです。