9/3-9/8の博多阪急にて開催される「日本の匠」に銀河釉が出展します。

全国から、いろんな作家と工芸が集まるとのこと。

この展示会は、中尾哲彰の生前にお話をいただいていたもの。

父が3月に旅立ち、一度は白紙になったのですが、父の作品数は少なくても弟子・ステンの作品と一緒にでも並べて欲しいというお話になり、父が最後に繋いでくれたバトンだと思い参加することになりました。

ステンにとっては、今年6月での佐賀玉屋での「大美術展」に続き2回目。

その時は、近場ということもあって追加商品を毎日持って行くぐらい、沢山の方々に銀河釉を手にしていただき、本当にありがたかったです。

そして今回、初盆でドタバタしていましたが、今追い込みで最後の窯の火を入れているところです。

今回は、ステンが初めて尺を超える大きな作品に挑戦しています！

ただ、うまく焼き上がるかはこの窯次第..。この中のものが当日並べられているか、ちょっとだけ期待して見に来ていただけると嬉しいです。

父の作品は売れたら最後。良いものは手放さず手元に置いておきたいという気持ちと、父が辿り着いた最高の景色を多くの方々に見ていただきたいという、正面からぶつかり合う2つの気持ち。どれを持っていくか、作品選定にいつも母は頭を悩ませていますが、また今回のものはこれから作品を選んでいく予定です。

▼「日本の匠」in 博多阪急

会期: 9/3(水） - 9/8(月)

会場: 博多阪急　8階催場

在廊日: 9/3（水）息子・中尾真徳、9/6-9/7（土日）ステン・ヴァンダーレン