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7月末まで「中尾哲彰先生追悼作品展」開催中(ギャラリーきほうにて)

  • 執筆者の写真: 作者の息子
    作者の息子
  • 1 日前
  • 読了時間: 3分


7月末まで、生前からお茶道具のご指導において、大変お世話になった遠州流茶道のギャラリーきほうのオンラインショップにて「中尾哲彰先生追悼展」が開催されます。



遠州流茶道と中尾哲彰との出会いは、2004年。


当代の御家元である遠州茶道宗家十三世 小堀宗実家元に大茶会に向けて茶道具の制作をご依頼いただいたことに始まります。


そして、その翌年には、万国博覧会「愛・地球博」の会場にて、宗実家元監修によるプラチナ茶室とともに、銀河釉の茶道具を紹介いただきました。


プラチナの茶室「利庵」
プラチナの茶室「利庵」

御家元にご指導いただいて以来、中尾哲彰の作風にも変化が見られ、異なる銀河釉の色を一つの作品に掛ける「銀河掛分」「銀河掛流」といった表現や側面を削った面取りの花瓶など、新しい銀河釉の作品が登場するようになりました。


銀河掛流 水指
銀河掛流 水指

以来、毎年のようにギャラリーにて個展をさせていただいていただのですが、実は最後の個展はコロナ禍によって実現せず、ずっと延期になっていました。


今回こうして再び、時を経て中尾哲彰の作品展が叶ったこと、大変嬉しく思います。



作品だけでなく、これまでもその背後の想いや哲学などもインタビューなども通して伝えていただいておりました。


今、こうして読んでみると父がまた、いつものように語り出しているように感じます。

現在もオンライン上で公開されているその一部を、少しだけご紹介します。

Q.通り病が流行っております。その影響でお茶会が中止になったり、人と人とが交わる活動が出来なくなってきています。経済活動も制約され、困っている人が沢山います。前回のインタビューで「銀河釉はもともと悩んでいる人、沈んでいる人、体が思うように動かない人、弱者に対する希望、癒しをするために作ったので、悩んだり、苦しんだりした時に私の作った茶道具を使ってお茶を点てることで、少しでも元気になってくだされば、私の役割は果たしたと思います。」と仰っておりました。今まさに「希望、癒し」が必要とされており、その役割は大きいと思います。先生の今後の活動をお聞かせください。

A.今、猛威を振るう新型コロナウイルスは、多くの人々を窮地に陥れ、人類への試練ですが、これに打ち勝つために人々はまた、知恵や情報を共有し、協力しなければ生き延びれないことも学んでいます。悲しみと苦しみを乗り越えて、人類が新しい共同体を作り上げるきっかけとなるように、私もまた、銀河釉に込めた想い「明日への希望、他者への愛」がひとりでも多くのひとに届く事を願って、今後も作陶を続けたいと思っています。(【特別企画】 中尾哲彰先生インタビューより抜粋)

中尾哲彰の言葉は今もこうして残っていますし、なによりその願いは今も作品を通して人々に語りかけているように思います。


特別企画としてインタビューいただいたページが2年分ありますので、是非ご覧いただけると嬉しいです。


【特別企画】中尾哲彰先生インタビュー(2020)


【特別企画】中尾哲彰先生インタビュー(2019)



▼「中尾哲彰先生追悼作品展」

会期: 4/25(土)- 7/31(金)

会場: ギャラリーきほう オンラインショップ


『歴史の記憶』
『歴史の記憶』

今や、彼は歴史となった。

でも、その想いは今もこうして作品に記憶され、生き続けている。



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